知的障害のある方について
(環境の整備)

知的障害のある方について

知的障害のある方は、概ね18 歳頃までの心身の発達期に現れた知的機能の障害により、知的な遅れと社会生活への適応のしにくさのある方です。重度の障害のため常に同伴者と行動される方もいますが、障害が軽度の場合には会社で働いている方も大勢います。

主な特徴

  • 複雑な話や抽象的な概念は理解しにくい
  • 人にたずねたり、自分の意見を言うのが苦手な方もいる
  • 漢字の読み書きや計算が苦手な方もいる
  • ひとつの行動に執着したり、同じ質問を繰り返す方もいる

知的障害のある方への「環境の整備」の事例について

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】時間制のプレイランドやカラオケボックスなどの店舗内において、時計が読めない方のため、視覚や聴覚で時間がわかるよう配慮を行う場合。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    時間制のプレイランドやカラオケボックスなどの店舗内において、時計が読めない方のため、視覚や聴覚で時間がわかるよう配慮を行う場合。

  • 【環境の整備】デジタルタイマーを購入し設置することとした。

    【環境の整備】
    デジタルタイマーを購入し設置することとした。

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】災害時に備えた避難場所の案内等を行う場合。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    災害時に備えた避難場所の案内等を行う場合。

  • 【環境の整備】予定外のこと等で不安になったり、パニックになったりすることがある方でも災害時に安心して避難することができるよう、避難場所や避難する際の注意などを分かりやすく伝えるための視覚的な手掛かりを用意した。

    【環境の整備】
    予定外のこと等で不安になったり、パニックになったりすることがある方でも災害時に安心して避難することができるよう、避難場所や避難する際の注意などを分かりやすく伝えるための視覚的な手掛かりを用意した。