発達障害のある方について
(環境の整備)

発達障害のある方について

発達障害は、自閉症、アスペルガー症候群等の広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)等、脳機能障害であって、通常低年齢において症状が発現するものです。自閉症には、知的障害を伴う場合と伴わない場合(高機能自閉症)とがあります。

主な特徴

  • 外見から分かりにくい
  • 相手の言ったことを繰り返す時は、相手が言っていることが理解できていないことが多い
  • 遠回しの言い方や曖昧な表現は理解しにくい方もいる
  • 相手の表情・態度やその場の雰囲気を読み取ることが苦手な方もいる
  • 順序だてて論理的に話すことが苦手な方もいる
  • 年齢相応の社会性が身についていない方もいる
  • 関心あることばかり一方的に話す方もいる

発達障害のある方への「環境の整備」の事例について

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】講演会等で、大きな音に敏感な発達障害のある参加者がいる。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    講演会等で、大きな音に敏感な発達障害のある参加者がいる。

  • 【環境の整備】椅子の引きずる音を減少させるため、全ての机と椅子の脚に防音加工を施した。

    【環境の整備】
    椅子の引きずる音を減少させるため、全ての机と椅子の脚に防音加工を施した。

  • 【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】ホワイトボードの横などに掲示スペースがあると、視界に入る掲示物が気になってセミナーに集中できない発達障害のある参加者がいる。

    【合理的配慮を必要とする障害者が多数又は複数回利用すること等が見込まれるケース】
    ホワイトボードの横などに掲示スペースがあると、視界に入る掲示物が気になってセミナーに集中できない発達障害のある参加者がいる。

  • 【環境の整備】掲示スペースを会場の後ろ側へ移設した。

    【環境の整備】
    掲示スペースを会場の後ろ側へ移設した。